ご挨拶 Greeting
第4回最新のエビデンスと経験に基づいた血管内治療研究会を、2017年6月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり大阪市の森之宮病院ウッディホールにおいて開催いたします。
現在日本の循環器領域において、末梢動脈疾患に対する血管内治療の関心が急速に高まっています。その背景には患者さんの血管内治療で得られる満足度や我々血管内治療を行う側の達成感の高さにあると考えられます。しかし一方で、実臨床でさまざまな症例に遭遇するにあたり治療戦略の立て方や治療手技の標準化が施設間で大きく異なるのが現状です。そこで、EvidenceとExperienceを意識し、最新の末梢動脈疾患に対する血管内治療の情報を提供することを目的に、新しい研究会「最新のエビデンスと経験に基づいた血管内治療研究会(LEVEL)」を立ち上げました。Evidenceに沿った末梢動脈疾患に対する血管内治療では、症例の適切な適応選択から始まりワイヤーを通すための議論だけでなく、慢性期成績までを考えた治療戦略を目指します。そして、Experienceに沿った末梢動脈疾患に対する血管内治療では、実臨床で遭遇する治療手段に悩む症例を誰もが実現可能なテクニックで論理的に治療することを目指します。研究会には、循環器科、血管外科の先生に加えて、放射線科、形成外科、コメディカルなどにも多数ご参加頂くことにより、あらゆる観点から最良の治療戦略を皆さんと考えて、明日の治療に役立てていきたいと思う次第です。
1日めは claudicant live、2日目は CLI liveを展開する一方、数々のデバイスについての最新情報も適確にお伝えすべくショートレクチャーも増やし、2日間みっちり勉強して頂けると幸いです。
日常お忙しい中、貴重な土日ではありますが、多数のご参加を心よりお待ちいたしております。
LEVELは末梢動脈疾患を専門とする次世代の強い志を持つ若い先生方を応援します。
第4回最新のエビデンスと経験に基づいた血管内治療研究会
会 長 川﨑 大三
(森之宮病院 心臓血管センター・循環器内科 部長)
ファカルティ Faculty
ご意見番
- 岡村 高雄
- 岡村病院 心臓血管外科
- 南都 伸介
- 西宮市立中央病院 西宮市病院事業管理者
- 横井 良明
- 岸和田徳洲会病院 循環器内科
コースディレクター
- 川﨑 大三
- 森之宮病院 循環器内科
- 飯田 修
- 関西労災病院 循環器科
ファカルティー
- 市橋 成夫
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 井上 享三
- 神戸労災病院 心臓血管外科
- 岩崎 祐介
- 大阪府立急性期・総合医療センター 心臓内科
- 岩田 曜
- 船橋市立医療センター 循環器科
- 臼井 公人
- 舞鶴共済病院 循環器内科
- 宇都宮 誠
- 東京労災病院 循環器科
- 梅本 朋幸
- 東京医科歯科大学 医学部附属病院 循環器内科
- 小笠原大介
- 西宮渡辺心臓・血管センター 循環器内科
- 金子 喜仁
- 春日部中央総合病院 循環器科
- 辛島 詠士
- 下関市立市民病院 循環器内科
- 上月 周
- 大阪府済生会中津病院 循環器内科
- 佐々木伸也
- 宮城厚生協会 坂総合病院 循環器科
- 佐藤 友保
- 土谷総合病院 放射線科
- 篠崎 法彦
- 東海大学医学部付属病院 循環器内科
- 重城健太郎
- 東京女子医科大学 循環器内科
- 白記 達也
- 大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学
- 新家 俊郎
- 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座循環器内科学分野
- 新谷 嘉章
- 新古賀病院 循環器内科
- 杉原 充
- 福岡大学病院 循環器内科
- 鈴木 健之
- 東京都済生会中央病院 循環器科
- 曽我 芳光
- 小倉記念病院 循環器内科
- 髙橋 茂清
- 木沢記念病院 循環器内科
- 高山 勝年
- 医真会八尾総合病院 放射線科・脳血管内治療科
- 田﨑 淳一
- 京都大学医学部附属病院 循環器内科
- 椿本 恵則
- 京都第二赤十字病院 循環器内科
- 寺部 雄太
- 東京西徳洲会病院 形成外科
- 原口 拓也
- 時計台記念病院 循環器センター
- 東森 亮博
- 岸和田徳洲会病院 循環器内科
- 福永 匡史
- 森之宮病院 循環器内科
- 藤原 昌彦
- 岸和田徳洲会病院 循環器内科
- 舩津 篤史
- 京都桂病院 心臓血管センター・内科
- 松尾 浩志
- 石切生喜病院 循環器内科
- 松久 誠治
- 高井病院 循環器科
- 三木孝次郎
- 兵庫医科大学 循環器内科冠疾患科
- 宮澤 豪
- 彦根市立病院 循環器科
- 山岡 輝年
- 松山赤十字病院 血管外科
(敬称略・順不同)