NEXT symposium 実行委員長ご挨拶 Greeting
近年、わが国では罹患患者の高齢化と医療技術の進歩により、低侵襲で高い治療効果を有する血管内治療の需要が年々高まっています。特に大動脈や末梢血管疾患の治療方法として、血管内治療は急速に普及し、多くの施設で第一選択となっています。その一方、実臨床でさまざまな症例に遭遇するにあたり、治療戦略の立て方や治療手技が施設間で大きく異なっています。これらの状況を考慮し、日本の血管内治療をリードしてきた施設が集まり、各施設で蓄積してきた経験の共有と、最新のエビデンス構築や新規デバイス評価を目的とした血管内治療に関する研究会 Nara Endovascular eXperience and Technology (NEXT) symposiumを設立しました。
設立の目的は以下の二つに集約されます。
① 血管疾患に対する血管内治療の高いレベルでの標準化を図り、本邦の医学・医療の進歩・向上に寄与する。
② 放射線科および他科の若手医師に対して血管内治療を中心とする治療手技や血管疾患全般の教育に注力する。
私がこれまで専門としてやって参りましたvascular IVRを専門とする放射線科医の減少を目の当たりにし、まずはこの治療について知ってほしい、というのが正直な気持ちです。コアメンバーは中堅の放射線科医と血管外科の先生方にも入って頂いています。ライブシンポジウムを通じて血管内治療の実際を供覧するとともに、これから血管内治療を始めようとする人にも気軽に参加していただけるような、敷居の低い会にしていければと考えています。ぜひ一緒に勉強し、会を盛り上げていきましょう。
吉川 公彦
NEXT symposium 実行委員長
(奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター 教授)
実行委員 (Member)
- 井上 政則
- 慶應義塾大学 放射線診断科
- 鬼塚 誠二
- 久留米大学 外科
- 尾原 秀明
- 慶應義塾大学 外科
- 福田 哲也
- 国立循環器病研究センター病院 放射線科
- 本郷 哲央
- 大分大学 放射線科
- 山岡 輝年
- 松山赤十字病院 血管外科
- 山口 雅人
- 神戸大学 放射線診断・IVR科
- 藤村 直樹
- 済生会中央病院 心臓血管外科 (会計担当)
事務局⾧ (Secretary general)
- 市橋 成夫
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
NEXT2018ファカルティー(Faculty)
- 足立 憲
- 鳥取大学医学部附属病院 放射線科
- 岩佐 憲臣
- 松山赤十字病院 血管外科
- 加藤 憲幸
- 三重大学病院 放射線科
- 金子 完
- 一宮西病院 心臓血管外科
- 川崎 竜太
- 兵庫県立姫路循環器センター 放射線科
- 久良木 亮一
- 九州医療センター 血管外科
- 阪口 昇二
- 松原徳洲会病院 大動脈ステントグラフト・血管内治療科
- 佐藤 友保
- 土谷総合病院 放射線科
- 杉本 幸司
- 神戸大学医学部附属病院 放射線科
- 寒川 悦次
- 大阪市立大学医学部附属病院 放射線科
- 高山 勝年
- 医真会八尾総合病院 放射線科・脳血管内治療科
- 田中 利洋
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 谷口 尚範
- 天理よろづ相談所病院 放射線部(診断部門)
- 中井 資貴
- 和歌山県立医科大学 放射線医学講座
- 東浦 渉
- 沖縄県立中部病院 放射線科
- 前田 清澄
- 草津総合病院 放射線診療センター
- 山本 浩詞
- 住友病院 血管内治療(IVR)センター
サポートスタッフ
- 田口 秀彦
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 永富 暁
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 吉山 穣
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 中井 貴大
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
- 岸田 勇人
- 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター
NEXT2018 開催概要 Outline
会期 | 2018年11月2日(金) |
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会場 | 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~交通アクセス 〒630-8212 奈良市春日野町101 |
主催 | NEXT実行委員会 |
事務局 |
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運営事務局 |
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プログラム Program
プログラム概要
- 8:40Opening Remarks 吉川 公彦
- 8:50-10:00Live Demonstration 1 : SFA intervention -DCB日本上陸- 【IN. PACT Focus Live】
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オペレーター市橋 成夫
手術コーディネーター東浦 渉
座 長鬼塚 誠二、福田 哲也、山岡 輝年、山口 雅人
コメンテーター足立 憲、川崎 竜太、久良木 亮一、高山勝年
【共催】日本メドトロニック株式会社
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Short Lecture 1 「SHIDEN-HP Longの臨床活用」
演 者永富 暁 (奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター)
【共催】株式会社カネカメディックス
- 10:10-11:40Live Demonstration 2 : EVAR -Iliac branchでお尻に優しいEVARをー 【IBE Focus Live】
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オペレーター市橋 成夫
手術コーディネーター東浦 渉
座 長鬼塚 誠二、福田 哲也、山岡 輝年、山口 雅人
コメンテーター加藤 憲幸、金子 完、寒川 悦次、山本 浩詞
【共催】日本ゴア株式会社
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Hot Topic :
「Tips of fenestrated and branched stentgrafts for thoracoabdominal aortic aneurysms」演 者東浦 渉
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Short Lecture 2 「サイドホールカテーテル-RIKISHI-」
演 者田口 秀彦 (奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター)
【共催】センチュリーメディカル株式会社
- 11:40-12:30Live Demonstration 3 : SFA intervention -EVTも5Fr時代に突入- 【Life 5Fr Focus Live】
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オペレーター市橋 成夫
手術コーディネーター東浦 渉
座 長鬼塚 誠二、福田 哲也、山岡 輝年、山口 雅人
コメンテーター足立 憲、久良木 亮一、佐藤 友保、杉本 幸司
【共催】株式会社メディコン
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Short Lecture 3 「今後のカテーテル治療に必要なガイドワイヤー」
演 者藤村 直樹 (済生会中央病院 心臓血管外科)
【共催】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
- 12:40-13:00Luncheon Seminar 1 「VIABAHN® Japan Launch 1 year -VIABAHN® for EVT-」
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座 長山岡 輝年 (松山赤十字病院 血管外科)
演 者久良木 亮一(国立九州医療センター 血管外科)
【共催】日本ゴア株式会社
- 13:00-13:20Luncheon Seminar 2 「Maximize the Value of EVT~TruePath™CTO Device~」
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座 長尾原 秀明 (慶應義塾大学 外科)
演 者高山 勝年 (医真会八尾総合病院 放射線科・脳血管内治療科)
【共催】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
- 13:20-13:40Luncheon Seminar 3 「VELAプロキシマルエクステンションを用いたSnorkel EVARの有効性の評価 ーIn vitro experience」
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座 長阪口 昇二 (松原徳洲会病院 大動脈ステントグラフト・血管内治療科)
演 者金子 健二郎(新百合ヶ丘総合病院 血管外科)
【共催】日本ライフライン株式会社
- 13:50-15:00Live Demonstration 4 : EVAR -Zenith、ついに新時代へー 【Zenith Alpha Abdominal Focus Live】
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オペレーター市橋 成夫
手術コーディネーター東浦 渉
座 長井上 政則、尾原 秀明、藤村 直樹、本郷 哲央
コメンテーター岩佐 憲臣、金子 完、阪口 昇二、前田 清澄
【共催】Cook Japan 株式会社
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Short Lecture 4 「Zenith Spiral Z Legの成績と展望」
演 者藤村 直樹 (済生会中央病院 心臓血管外科)
【共催】Cook Japan株式会社
- 15:10-15:30Coffee Break Seminar 「膨潤型AZUR35はコイル塞栓を変えるか?」
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座 長当麻 正直 (兵庫県立尼崎総合医療センター 循環器内科)
演 者戸谷 直樹 (東京慈恵会医科大学附属 柏病院 血管外科)
【共催】テルモ株式会社
- 15:30-16:50Live Demonstration 5 : 内臓瘤 -これぞ放射線科のコイリングー
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オペレーター田中利洋
手術コーディネーター東浦 渉
座 長井上 政則、尾原 秀明、藤村 直樹、本郷 哲央
コメンテーター岩佐 憲臣、寒川 悦次、高山 勝年、谷口 尚範
【共催】ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
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Short Lecture 5 「The road to preventing typeⅡ endoleak prior to EVAR」
演 者山口 雅人 (神戸大学 放射線診断・IVR科)
【共催】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
- 16:50Closing Remarks 吉川 公彦
【ライブ共催】朝日インテックJセールス株式会社、Cardinal Health Japan 合同会社、シーメンスヘルスケア株式会社、ニプロ株式会社、
株式会社フィリップス・ジャパン、ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社